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情熱で拓く、新たな芸術世界
Eric ATZORI(アッヅォリ エリック)さん
キュイジニエ(料理人)として一流レストランの厨房で手腕を発揮していたフランス人のエリックさんは、陶芸に魅せられ、下関市豊浦町に移住。
カフェ・ギャラリーも併設するアトリエを開設し、美しい日本の自然風景にインスパイアを受けながら、今日も新たな芸術世界を開拓しています。
そんなエリックさんに移住のきっかけや移住後の感想など、体験談をお伺いしました。
移住のきっかけ
33歳の時パリの陶芸教室で、ろくろによる陶器づくりと運命的な出会いを果たしました。それ以来、私の陶芸に対する思いは募るばかり。どうしても陶芸王国・日本で創作をしたくて、フランスで知り合った日本人の妻を説得し、彼女の故郷である豊浦町で陶房を開くことにしました。
移住して良かったこと
私のような異国からの人間を、何のためらいもなく迎え入れてくれました。私は、豊浦町という土地に恵まれると同時に、人にも恵まれました。
移住して意外だったこと
生粋のパリジャンで常に都会で生活してきたにもかかわらず、すんなりと豊浦町での生活に違和感なく溶け込めたことです。
移住者へのメッセージ
15年暮らしてみて、日本の他の所と比べてみると非常に自然災害が少ないように思います。人々や景色がとても美しく、非常に心地よいところです。