太古の浪漫に魅せられて

ページID：0006275 更新日：2021年11月29日更新印刷ページ表示

綾　香奈江さん

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　土居ヶ浜遺跡は国の指定史跡で、約2000年以上前の弥生時代の埋葬跡です。豊北町には、約2000年以上も前から人々の営みがあり、しかも現代日本人の形成に深く関わっているという事実に、壮大な浪漫を感じます。
　土居ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムの嘱託職員として働いている綾さんは、香川県出身。奈良県の大学で考古学を学び、古人骨に魅せられて下関市豊北町までやってきました。

充実した時間

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「いつでも古人骨を観察できる環境に惹かれて」と語る綾さん。その言葉通り、同施設内にある土居ヶ浜ドームでは、レプリカの人骨を使って、約80体の出土人骨の出土状況が忠実に再現されており、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
　もちろん職員である彩さんは、本物の人骨を扱うことも。人骨の復元作業は、繊細さが要求される分、緊張もしますが、古人骨に魅せられた綾さんにとっては、充実した時間です。